用語集

裁ち切り線

裁ち切り線とは、印刷後に内トンボに沿って裁断する際の仕上がりの線にあたります。この線自体が印刷されることはありません。通常、名刺やパンフレット等の印刷物は、実際の仕上がりサイズよりも大きめの用紙に印刷をしてから、まとめて裁断機で実物サイズに切り落としていきます。その時の目印として、仕上がりの位置を指定する時に用いるのが裁ち切り線と呼ばれています。裁ち切り線は印刷物を作成する上で、大変重要なもので、編集ソフトなどを使用することで簡単に裁ち切り線を付けることが可能なため、制作や印刷ミスを防ぐために活用されています。もし裁ち切り線を使用しなかった場合、パソコンの画面で見ているものと、実際に印刷されたものとでは仕上がりに大きな差が生じてしまう可能性があります。例えば、紙を数枚重ねたままハサミで切った際、紙が少しずれて大きさがバラバラになってしまうことがあります。それと同じで、印刷したものを機械で裁断する場合にも多少のズレが生じてしまう事があります。印刷物を作成する際に実際の仕上がりのサイズギリギリに文字や写真を入れてしまうと、裁断時のずれによって断ち切られてしまったり余白部分が残ってしまうことがあるため、ミスなく細部まで綺麗に印刷する際には、裁ち切り線を使用することが望ましいと言えます。

▼関連用語
裁ち切り
トンボ 印刷


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