用語集

赤入れ

赤入れとは、校正などの際に主に赤字で文章を添削、書き入れすることを指します。赤入れでは、文章の誤字、脱字、数字の誤り、文体の統一、意味のねじれ、重複表現、記号などの間違いを指摘したり修正したりします。また、改行や改頁の箇所、写真の大きさやトリミング、ノンブル、柱など、書式やデザインの確認も赤入れで行ないます。赤入れという言葉の由来は、校正の確認時に書き込まれる訂正指示に赤ペンが使われることが多いことからきています。その為、赤入れを「朱書き(しゅがき)」と呼ぶこともあり、赤入れをすることを、「赤を入れる」と言うことがあります。統一された校正記号を用いて赤入れ校正をすることで、誰が見ても訂正箇所がわかりやすく、校正指示がわかりやすいといった利点があります。紙媒体ではもちろん、DTP印刷でも、赤入れが活用されています。DTPオペレーターが校正通りに修正することを「赤字直し」、赤字の指示どおりに修正されているかどうかを確認する再校正の作業を「赤字消し」と呼びます。主に文章に対しておこなわれるこれら一連の校正作業に対して、色味の確認や修正作業をすることを「色校正」と呼び、分かりやすく区別しています。

▼関連用語
色校正
校正紙


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