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チラシの作成手順を紹介!失敗しないためのコツから依頼先の特徴まで

一枚の紙が顧客獲得につながるチラシは、サービスやイベントを広く宣伝できる昔ながらの広告手法です。紙面に情報を載せて印刷するだけなら簡単と、自分でチラシ作成を考えた方も多いのではないでしょうか。

この記事では、チラシ作成に必要な作り方の知識と、失敗しないためのコツを紹介します。初めてチラシ作成を行う方や、販促チラシの作成を検討している方は、ぜひ参考にして下さい。

1.チラシの作成手順とコツ

チラシをこれから作成するとき、初心者の悩みとなる点は「何から手を付けたらいいか分からない」ということです。どのような情報を掲載して、どのように訴求するかを考えていても、チラシの作成手順が分からなければ制作できません。

まずはチラシの作成手順を理解して、完成までのイメージを把握しましょう。チラシは以下で挙げる4つの手順に沿って作成します。

①ターゲットやどのようなチラシを作成するか企画する
チラシを作成する目的から、訴求するターゲットと、おおまかな内容を企画します。完成イメージがこの段階で決まることとなり、完成するチラシの良し悪しを左右する重要な作業です。

②チラシに使用する文章や写真・イラストを準備する
企画した内容をもとにラフレイアウトを作成して、掲載するコンテンツを準備します。準備するものの一例を挙げると、キャッチコピー・テキスト・フォント・金額・地図・画像・掲載資料・メインカラーです。

③チラシの印刷用データを制作する
準備したコンテンツをレイアウトに沿って編集し、印刷用のデザインデータを制作します。パワーポイントや画像編集ソフトを使用したパソコン作業となるため、ある程度のパソコン操作スキルが必要です。

④チラシを印刷する
印刷用データから、チラシの印刷を行います。印刷枚数・用紙種類・サイズ・印刷方法を選択して、チラシを完成させましょう。

1-1.失敗しないためのコツ4選

上記のように、チラシ作成は企画・準備・データ制作・印刷の手順で進みます。チラシ作成を失敗しないためには、企画と準備をしっかり行うことが重要です。この工程で失敗しないための、4つのコツを紹介します。

〇ターゲットを明確にする
企画のときには、チラシで訴求するターゲットを明確にしましょう。売りたい商品を購入してくれるターゲットを正確に選ばなければ、チラシによる宣伝効果は望めません。

ターゲットはおおまかに性別、年齢、職業、家族構成、居住エリアといった属性から設定します。宣伝する商品はどのような顧客層に向けて開発されたものなのか、という点を考えてターゲットを決めてください。

〇一目で響くキャッチを作る
ほとんどの人は、大きく書かれているキャッチの部分だけを読んで、チラシを判断しています。一目で響くキャッチの特徴は「ベネフィットを明確にする」「当事者性を意識させる」「リズムが良い」ことです。読んだ人が「自分にとって有益な情報だ」と感じられるキャッチを作りましょう。

〇画像を選別する
チラシは視覚で訴えかける広告媒体であり、商品のイメージとなる画像やイラストが不可欠です。しかし、画像の掲載数が増えると情報量過多となるため、画像は選別する必要があります。現在は無料素材が多いため、画像選別は大変な作業です。

選別するときは「どの画像に最も注目を集めたいのか」を考えましょう。最も見てほしい画像を1枚だけ大きく打ち出すことで、チラシで注目させたい商品が明確になります。

〇見やすいレイアウトに整える

キャッチや画像がどれだけ良いものでも、レイアウトが整っていないチラシは見栄えが悪くなります。レイアウトの基本は、情報を「揃える」「まとめる」「メリハリをつける」ことです。

まずは掲載する情報をグループ化して、関連している文章と画像は近付けて配置します。
同じグループであることが分かるように、枠や図形で囲んで配置しましょう。グループ化した中で、強調したい箇所を色付けや太字にすることで、メリハリのあるチラシとなります。

2.作成したチラシの効果を知る方法

チラシがどれだけ購買意欲や商品認知を生み出したのか、チラシを制作する方なら気になるのではないでしょうか。
しかし、チラシの効果を正確に測定することは簡単ではありません。チラシのデザインや配布したエリア・タイミングによって、チラシの効果は異なります。

チラシの効果を知りたい方はまず、以下5つの方法を試してみましょう。
それぞれ一長一短ではあるものの、チラシの効果を多方面から知ることができます。

〇口頭で聞く
商品購入や来店してくれたお客さんに、「○○を何で知りましたか?」と聞く方法です。
対面・電話のどちらのやり方でも、お客さん自身の口から直接感想を聞き、効果を知ることができます。しかし、情報をきちんと記録する必要があることを覚えておきましょう。

〇アンケートをとる
店舗利用時や商品購入時に、「○○を知った方法を以下からお答えください」とアンケートへ記入をしてもらう方法です。アンケート項目を増やすことで、顧客の属性や他の情報も分かります。項目が増えると統計分類に手間のかかることが難点です。

〇クーポンや引換券で確認する
チラシに割引クーポンや引換券を添付して、お客さんが持参した券の枚数でチラシの効果を調べる方法です。お客さんにメリットのある方法であるため、効率的な調査が可能です。
商品の割引や引換アイテムを用意するコストがかかる点が難点だと言えるでしょう。

〇QRコードや個別URLで測定する
チラシに特定のQRコードや個別URLを添付して、アクセス数からチラシの効果を調べる方法です。インターネットから申し込み・購入ができる商品でのみ使える方法ですが、正確に効果を知ることができるでしょう。

〇申し込みコードを設置する
チラシに申し込みコードを設置して、商品の申し込み・購入時にコードを申告または入力してもらう方法です。主に通信販売で用いられており、成果につながったチラシを個別に判断することができます。
しかし、「認知はしたものの、購入はためらっている」という層の把握が難しいことがデメリットです。

3.見栄えや仕上がりが気になる方は依頼するのがおすすめ!

チラシ制作はデザインやレイアウトの作業があり、見栄えや仕上がりは芸術センスが大きく影響します。センスに自信がない方は、プロのデザイナーが在籍しているチラシ作成会社へ依頼することがおすすめです。

ここからは、チラシ作成会社へ依頼するメリット・デメリットと、依頼先を決めるためのポイントを紹介します。

3-1.会社の規模別に見たメリットとデメリット

チラシ作成を業務としている会社には、個人事業主から大企業の広告代理店まで、さまざまな形態があります。会社の規模によって料金やメリット・デメリットは異なるため、各形態の特徴を把握しておきましょう。

費用相場
(A4サイズ両面印刷・印刷料金含まず)
メリット デメリット
個人事業主 約2万?4万円
  • ・料金が安い
  • ・時間的な融通が利きやすい
  • ・クオリティにバラツキがある
  • ・得手不得手なデザインがある
  • ・納期遅れの発生する可能性がある
小規模企業 約6万?10万円
  • ・デザイン幅は個人事業主より広い
  • ・大量印刷に適している
  • ・少量印刷では価格が割高となる
中規模企業 約8万?12万円
  • ・デザイン依頼で対応できる幅が広く、コストパフォーマンスが高い
  • ・デザイン面の細かい注文にも対応できる
  • ・少量印刷は対応していないことが多い
大企業 応相談となっていることが多い
  • ・高いクオリティが期待できる
  • ・さまざまなデザインの要望に応えられる
  • ・料金が高い
  • ・チラシ作成は小規模企業などに外注していることが多い
  • ・少量印刷は対応していない

3-2.依頼先を決めるポイント

チラシ作成を依頼するときは、信頼できる会社であるかを必ず確認するようにしましょう。
チラシ作成の依頼は料金先払いとなるため、実績のない会社や信頼できない会社を選ぶと、成果物に見合わない料金を取られてしまう可能性があります。
依頼前にチラシ・デザイン制作の経験や実績、さらにキャンセル時の返金率もくまなく確かめておきましょう。

費用が相場よりも安い、または高い場合には、その費用となる理由を確認することも重要です。費用が安い会社はどこかの工程をカットしている、高い会社は何かの工程がプラスされているケースが考えられます。

費用の理由が説明できない会社は、利用者にとって不利益な工程を増減させることで料金差ができている可能性もあります。チラシ作成の依頼先を決めるときは、「信頼できる会社である」「費用の理由が明確である」の2つのポイントを確認することをおすすめします。

まとめ

チラシは、企画・準備・印刷データ作成・印刷の4ステップを経て作成できます。
企画の段階でターゲットを明確にして、準備ではキャッチ作成・画像選別・レイアウト作成をしっかり行うことが、チラシ作成におけるコツです。
チラシの効果を調べたい方は、QRコードやクーポンなどの添付も検討しましょう。

センスに自信がない方は、専門のチラシ作成会社に依頼することがおすすめです。
費用の理由が明確であり、実績ある信頼できる会社に依頼すれば、集客効果の高いチラシが作成できます。ここまでの内容を参考に、ぜひ信頼できる会社に依頼してみてください。

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