用語集

スクリーン 角度

スクリーン角度とは、印刷時に作成する版の網点につける角度のことを指します。モノクロ印刷のような単色の場合は45度の角度をつけるのが一般的で、CMYKの4色を使ったフルカラー印刷の場合はシアンを15度、マゼンタを75度、イエローを30度、ブラックを45度にするのが通常です。印刷物は、小さな網点が集まったもので元画像を再現しています。CMYKそれぞれの版に網点に決まった角度がつけられているのには理由があり、全ての網点の角度が同じであったり、近い値になっている場合、モアレと呼ばれる予期せぬ模様や、不要な境界線が現れることがあるため、角度を変えることで規則性をなくし、そういった問題を無くしています。画像などの再現性は、スクリーンによって大きく変わります。その為、求められる画質に応じて、適切なスクリーンを選択していく必要性があります。よりワイドな色再現は、商用印刷のイメージをも左右します。そのために、線数ゲージと呼ばれるものも存在しています。線数ゲージとは、印刷用刷版や、印刷物の角度と線数を測る事が可能なツールの事です。線数ゲージを使用して網点のある画像の品質を管理する事が可能で、これによってスクリーン角度が調節できます。

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